CS版 beatmaniaIIDX パッドプレイ指南ページ



1. なんなんだこのページ
 五鍵beatmaniaでは、その専用コントローラ(以下、専コン)の操作性の悪さからか、大勢を占めたパッドプレイ。
 ところが、操作する鍵盤が7つに増えたIIDXでは、CS版プレイには専コンやアケコンの使用が当たり前となり、
 ゲーム誌レビューにも「専コン必須」と書かれる始末。今やパッドプレイヤーは絶滅危惧種となってしまいました。

 ここは、そんな絶滅危惧種である僕やMICKさんの仲間を増やすためのページです。
 RAHXさん管理の「BEMANI PADPLAY PROJECT」の意志を勝手に引き継いだページでもあります。
 CS版IIDXのパッドプレイに必要な前知識や準備について、ごく簡単にですが解説しています。

 これを読んで、貴方もパッドでIIDX、始めてみませんか?


2. パッドと専コン・アケコンの違い
パッド   専コン・アケコン
 PS2ゲームがプレイできる環境が整っていればOK。
 必要ならば各作品初プレイ時にボタン割り振りを設定。
準備  専コン・アケコンの入手。手間と金が必要。
 必要ならばプレイ前に環境のセッティング。
 初心者はボタン配置に慣れるのに時間が掛かるだろう。
 ボタン割り振り次第で同じ譜面でも難易度が変わる。
操作  専用に設計されたコントローラで、何も問題は無い。
 画面の通りに操作すれば良く、初心者の慣れも早い。
 AC版でプレイする為の直接的な練習にはならない。
 精々、各楽曲の譜面傾向を捕らえられる程度である。
互換  AC版とほぼ同じ環境下でプレイ可能なので、
 CS版でのプレイをAC版で活かすことが出来る。
 限りなく少数派。ボタン割り振りも人それぞれなので、
 行き詰っても相談する相手に困る。話題性にも欠ける。
指南  殆どのプレイヤーが属するので、アドバイスを受け易く、
 攻略サイトも存在、それらを参考に実力向上が望める。
 余程の強打でない限り、操作音は大したものでない。
 よってプレイ時間帯に対して気を遣う必要はあまり無い。
配慮  打鍵音や振動等、プレイ時間帯に気を使う必要がある。
 特に上下左右がある集合住宅等では制約が厳しい。
 基本的には不要。操作性に拘るなら自己責任で、
 もうそのパッドはIIDXプレイ専用とする覚悟で実践。
改造  ストロークや打鍵音の改善を目指すなら必要。
 ボタン嵌りが目立つなら情報サイトを参考に要実践。

(1) 準備について
  これは完全に表記の通り。万が一パッドが故障した場合も、代替品の用意が容易です。(うわぁ)
  友達の家に遊びに行くときも、他のゲームと同じように、ソフトとメモリーカードだけ持っていけばOK。

(2) 操作について
  パッドプレイでは、ボタン割り振り設定が鍵盤操作の「運指」に相当します。
  表記の「ボタン割り振り次第で同じ譜面でも難易度が変わる」点について、具体例を以って、
  初期設定と次項「オススメのボタン配置設定」で紹介する最適設定とを比較して検証しましょう。

  「Drop on the floor」(H) 54小節目。初期設定では、第1鍵のみ左手、それ以外を右手で担当することになります。
  最適設定では、鍵盤操作と同じように、1+3同時押しを左手で、5+7同時押しを右手で、簡単に処理することが可能です。
  「Narcissus At Oasis」(H) 37-38小節目。初期設定は上と同様。第1鍵のみが左手、それ以外は右手です。
  最適設定では、左手で十字キーを上手く操作すれば、1,3トリルを全て左手で、残りを全て右手で処理できます。
  (譜面リンクは「Textage」さん)

  上記例では、明らかに初期設定よりも最適設定の方が簡単に譜面を処理できます。
  基本的に「対称譜面」・「交互連打(トリル)」・「同時押し」・「スクラッチ多用」等の癖のある譜面、
  または高難度譜面では、ボタン割り振り設定次第で、体感難易度が激変する傾向が強くなります。

(3) 互換について
  表記の通りです。曲やその譜面の予習・復習にはなるでしょう。
  パッドで出来るからといってACで出来るとは限りません。その逆も同じ。

(4) 指南について
  表記の通りですが、僕でよければ相談に乗ります(笑)
  実力向上に必要なのは己の努力と諦めない姿勢、と思って下さい。

(5) 配慮について
  プレイ時間帯の制約が皆無に等しいというのは、パッドプレイの大きな強みです。
  なお、プレイ音量を注意されるのは問題外。ヘッドフォン等を使うなりで自粛しましょう。

(6) 改造について
  表記の通り不要です。IIDXプレイ用のパッド改造なんて聞いたことがありません。
  改造方法を紹介しているサイトもないし、素人が下手に改造すると、単に破壊するだけになるかも。
  なお、新品のパッドは手に馴染むのに時間が掛かるかもしれません。

(7) その他
  鍵盤操作でありがちな爪剥がれや突き指の心配はありませんが、
  極端にプレイし過ぎると、指の変な位置に胼胝ができちゃうかもしれません。
  また、パッドプレイでのダブルプレイは現実的に不可能です。頑張らないで下さい。


3. オススメのボタン配置設定
 プレイ前に、「OPTIONS」→「CONTROLLER SET UP」で、各レーン操作に対応するボタンの割り振りを設定しましょう。
 各作品には初期状態で共通の割り振りが設定されていますが、この初期状態のままプレイする事は、全くオススメできません。
 同時押しやトリル(交互連打)で「□+○」、「△+×」の組み合わせ等、非常に押し難いもの(無理押し)が頻出するからです。
 (……のはずですが、この初期配置のまま段位認定十段を合格してしまう恐ろしい人もいらっしゃいます。)
 快適なパッドプレイには、前述のような無理押しが少なくなるような、操作ボタンの上手な割り振りが必要となります。
 割り振った設定での操作に慣れてしまうと矯正が非常に困難となるので、初プレイ時の割り振りは慎重に行いましょう。

 無理押しを最小限に抑えた、最適と考えられる割り振りの例(最適設定)は、以下のようになります。
 おそらく、CS版IIDXをパッドプレイする人達の中では、最も多く使われている設定だと思われます。
 割り振りを考えるのが面倒ならば、迷わず以下のように設定してしまいましょう。

SCR. 第1鍵 第2鍵 第3鍵 第4鍵 第5鍵 第6鍵 第7鍵
L2 ←, ↑ L1 →, ↓, □ R1 × △, R2

 ・ この割り振りは1P側に適しています。2P側プレイすると、スクラッチ位置が逆なので戸惑うと思います。
 ・ 第1鍵と第3鍵の設定、↑と↓はそれぞれ逆、または片方のみの設定でもOKです。
  仮に、↑と↓のどちらにも第1鍵・第3鍵の設定しないと、1+3+7同時押しが右手側で無理押しとなります。
  ただし、9th以降の作品では特に、誤操作に気を遣う必要があります。(詳しくは次項「4. 重複押しでの反応差」を参照)
 ・ 第4鍵と第6鍵の設定は逆でもOKです。五鍵beatmaniaからの人は逆の方が慣れが早いかもしれません。

 ちなみに、管理人は上記の最適設定とは異なった、以下の割り振りでプレイしています。

SCR. 第1鍵 第2鍵 第3鍵 第4鍵 第5鍵 第6鍵 第7鍵
L2 L1 →, □ × R1 ○, R2

 過去に雑記でも触れたように、この設定では4+5同時押しが「△+×」の無理押しとなります。
 そんな事にも気付かず、IIDXに初めて触れた3rdで設定してしまい、気付いた頃には慣れ過ぎていて矯正は不可能、
 現在もこの設定でプレイ中しています。それでも段位認定SPは全作品で九段を合格しています。
 4+5同時押し以外の問題点は特に無く、その出現頻度が少ない低難度譜面のスコア狙いには適した配置かもしれません。
 なお、↑・↓に割り振りが無いのは、pop'nでは嫌というほど味わう誤操作の防止のためです。

 パッドプレイでは、例えどんな割り振りに設定しても、必ずある譜面型で有利・不利が生じ、
 特に難易度二桁クラスの譜面ではそれが顕著に現れます。それに挫折して投げ出す人も多いと思います。
 しかしその裏で、段位認定十段を合格している人もいます。公式IRの上位に食い込んでいる人もいます。
 上達の上限はパッドプレイにもありません。努力次第では極めることも可能なのです。

 まあ、僕は上達だけが全てとは思っていませんけど。何よりもIIDXを楽しむのが一番!


4. 重複押しでの反応差
 例えば、最適配置で第3鍵を入力する場合、→か□のどちらかを入力することになりますが、
 8th style以前の作品では、どちらか片方のキーを押している状態でもう片方のキーを入力(重複押し)しても、反応しません。
 9th style以降の作品では、反応します。もちろん第7鍵でも同様です。

 対応レーンがスクラッチの場合、
 8th style以前の作品では、操作方向(左右)が同じ場合は重複押し時の反応はありません。別方向ならば反応します。
 9th style以降の作品では、操作方向(左右)の同異を問わず、反応します。

 十字キーの各方向にレーンを割り当てている場合、特に9th style以降の作品では誤反応に注意する必要があります。
 ここで言う誤反応とは、例えば、←キーを押したとき、押し方の加減に因って↑・↓のキーが同時に反応してしまうことで、
 プレイヤーが意図しない空打ちPOOR、その他の悪判定を誘発してしまうことを指します。
 プレイヤーの押し方やその強さ、及びパッドの癖によりますが、出る人はとことん出てしまいます。

 その他、8th style以前と9th style以降では、スクラッチのJUST GREAT出現位置に超若干の差があるようです。
 8th style以前では鍵盤レーンと比較して反応までの遊びを考慮してか超若干遅め。9th style以降は鍵盤レーンと同じ。


5. 情報の募集
 このページでは、パッドプレイ同志からの鋭い指摘をお待ちしています。
 掲載情報に対しての突っ込みや、追加した方が良い情報がありましたら、メールWeb拍手でお願いします。

 また、このページは前項1にもあるように、「BEMANI PADPLAY PROJECT」様の内容を踏襲したものとなっております。
 本来なら管理人RAHXさんに許可を得る必要があるのですが、連絡を取る手段が無かったので、無許可での公開となりました。
 この点についてもご指摘等ありましたら、メールWeb拍手でご連絡頂ければと思います。